2008年シーズンの浦和レッズのホーム用ユニフォームです。背中に縦にあしらわれたラインは、サポーターが応援時に掲げるマフラーをイメージしたものです。
左胸のエンブレムには、2004年シーズン2ndステージ、2006年シーズンJリーグ制覇の星に加えて、2007年シーズンのACL制覇の大きな星が加えられました。

2008年8月28日木曜日

痛恨のドローで3位に後退した浦和の今後

1ヵ月ぶりの首位復帰も、残念ながら文字通りの「3日天下」に終わってしまいました。

2003年以降7連勝とカモにしていた東京ヴェルディ相手に先制を許し、いよいよ敗色濃厚と思われたロスタイムでのMF阿部勇樹のヘッド弾。
満身創痍の阿部が、「負けない浦和」の面目をかろうじて守ってくれた格好です。

それにしても、0-0で迎えた後半の頭からのFWの総入れ替えには驚きました。

「重い展開だったから、フレッシュな選手を入れて刺激を与えたかった」というエンゲルス監督の気持ちもわからないではありませんが、前節からの高原や田中達也の好調ぶりを前半だけで見限ってしまうのでは、高原や田中にしてみれば、「立つ瀬がない」いう思いに駆られてしまうのではないでしょうか。

先制点は、2トップを交代させた直後、まだ浦和の選手たちに戸惑いが残っている間隙をついて決められたものでした。

9月からはACLの試合が始まり、より一層スケジュールがタイトになることを考慮し、今のうちに勝ち点を積み上げて、何としても2位以下に大きく水をあけておきたい。

昨夜の勇み足的選手交代には、エンゲルス監督のそうした思いが反映されているような気がします。

鹿島が踏みとどまり、伏兵・名古屋もFW玉田の2発で波に乗ってきました。

しかし、まがりなりにも、8月を2勝2分けと負けなしで乗り切ったのですから、浦和が悲観的になることは決してありません。

試合後、観戦していた三浦カズが、浦和の現状を「2年前の強さはない」と評したそうですが、こうした外部の声を一蹴するような強さをぜひ見せてやりましょう。

エンゲルス監督が、選手たちを信頼し肝を据えた采配に徹すれば、浦和の強固な結束力が復活することは間違いないのですから。


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2008年8月24日日曜日

浦和が3発快勝で首位奪還!

ポンテ、平川、高原と、浦和レッズの役者が揃い踏みの見事な逆転劇。首位鹿島のまさかのホームでの敗北も手伝い、ついに浦和が首位の座に返り咲きました。

ポンテの同点弾を呼び込んだFW田中達也のミドルシュートは圧巻でしたね。
左サイドをドリブルで駆け上がった田中は、相手2人をかわし右足一閃。
弾道はGK川口の目前で下に変化し、川口がはじいたボールを復活したポンテが押し込むという願ってもない展開でした。

先制されてからわずか2分後の同点弾は、いやな雰囲気を一掃する効果をもたらしてくれました。

そして、後半ロスタイムの高原の一撃。
1対1の場面で磐田DFを振り切ったキックフェイントは、高原の復調ぶりをうかがわせるものでした。

猛暑の中、連日福田正博コーチとともにシュート練習に取り組んできた積み重ねが、ここへ来てようやく結実したのでしょう。

闘莉王が不在のDF陣も後半は零封し、勝利への執念を見せてくれました。

鈴木啓太の負傷の程度は気になりますが、闘莉王が近日中に復帰可能である点は朗報と言えますね。

田中達也のキレのある動きや、ポンテや高原の復調ぶりを見ると、最近歯車が狂いっぱなしの鹿島を短期間に突き放すことも十分に可能ではないでしょうか。

次節の東京ヴェルディ戦は、赤く染まった国立競技場で、再び胸のすくような快勝を味わえそうです。


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2008年8月17日日曜日

「負けない浦和」復活の契機となった対FC東京戦

MF相馬崇人のシビれる一撃が浦和に4試合ぶりの勝利をもたらしました。

アウェーでのFC東京戦は、序盤、高原が2度の決定的チャンスを外したことで、不吉な予感が漂い始めていました。

そうした嫌な雰囲気を吹き飛ばしたのは、相馬の見事なボレー弾でした。

鈴木啓太とのアイコンタクトから生まれた相馬の今季3点目は、チーム全体を勝利に向かわせる大きな原動力となったのです。

相馬とって、同じレフティーである五輪代表MF本田圭佑獲得への動きは、心穏やかならざるものがあったでしょう。

そうした彼の意地が反映された見事なゴールだったと思います。

試合後、闘莉王は次のようなコメントを述べています。

「本田? オレには刺激にならない。そんなバタバタはいらないね。今のグループがより1つになることが大事」

アウェーでの1-0の辛勝という、いかにも浦和らしい勝ち方が、闘莉王をはじめとする選手たちの自信を確実に蘇生させたようです。

ポンテも復帰しましたし、浦和の本領を発揮する条件は整いつつあります。

勝ち点1差で首位をいく鹿島を一気呵成に抜き去る日の到来は、もはや時間の問題でしょう。



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2008年8月15日金曜日

浦和がMF本田圭佑獲得に意欲

浦和レッズが、北京五輪の各試合で五輪代表チームの中核となったMF本田圭佑の獲得に乗り出しました。

オランダ・リーグ2部VVVフェンロに所属する本田は、チームの2部降格という事態を受け、欧州の移籍市場がクローズする今月いっぱいまでに、欧州リーグの他チームへの移籍を検討中でした。

浦和の強化担当幹部は、7月中に本田の関係者との接触を開始していたようです。

今シーズンの浦和は、小野伸二の放出やポンテの故障もあり、ゲームメーカー不在のまま苦戦続きの状況を強いられています。

本田はトップ下、ボランチ、左サイドバックといった複数のポジションをこなせるポリバレント性に長けており、もし浦和への移籍が実現すれば、ACL連覇に向けた貴重な戦力になるでしょう。

本田の22歳とは思えぬ落ち着きや冷静さは、OA選手が不在だった五輪代表チームにとって、まさに欠くべからざる要素でした。

特に、北京五輪最終戦となった対オランダ戦における本田のリーダーシップは見事でした。

「監督から“オランダは巧いから深追いしなくていい”といわれた。それはごもっともだけどオレの考えは違った。そんなに怖くない。圧倒できると思ったから前から行こうと。他の選手に話したら全員、それでいくとなった」

試合後、反町監督への「造反劇」の詳細を堂々と記者団に語った本田の言葉には、咋季オランダで体を張って戦い抜いた彼の自信と誇りが満ちあふれています。

本田のこうした、いい意味での「ふてぶてしさ」は、個性派集団・浦和レッズの中でも、特異な個性として生かされていくのではないでしょうか。

海外志向が強い本田のことですから、浦和への移籍が実現するまでには、ある程度の紆余曲折が予想されますが、うまさと強さを兼ね備えた日本有数のレフティーが赤いユニフォームを身にまとう姿を、ぜひ見てみたいものですね。


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2008年8月14日木曜日

浦和が選んだ7つ目のアジア拠点はシンガポール

浦和レッズのアジア戦略は着々と進行しつつあるようです。

浦和が中国、UAEなどに続く7カ国目のアジア拠点として選定したのは、シンガポールでした。

浦和レッズはシンガポールにおいて、8月22日から3日間の予定で、国際交流を目的としたサッカー教室(ハートフル活動)を開催します。
サッカー教室スタッフは、落合弘キャプテンをはじめとするコーチ陣4人で、200人以上のシンガポール人少年少女が参加する予定とのこと。

今回のシンガポールでのイベントには、外務省、日本大使館、教育省のなどの協力が決定しており、浦和の活動が現地で評価されれば、シンガポールは、ACL常勝チームを目指す浦和レッズとって重要な拠点となることでしょう。

海外における浦和のサッカー普及活動は、3年前から始まり、回を重ねるにつれ、浦和のアジアでの認知度は確実に高まりつつあります。

浦和のアジア戦略は、Jリーグ他チームには類を見ないものであり、浦和のビッグクラブとして自負や矜持の賜物と言えるかもしれません。



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2008年8月10日日曜日

勝ちきれぬ浦和、首位奪還を逸す

つかみかけていた首位の座が、あえなく消え失せてしまいました・・・。

残り30秒での失点。
アジア・チャンピオン浦和レッズの試合運びとは到底思えません。

1-1の後半ロスタイムに味わった天国と地獄。

相手DFからボールを奪ってゲットした永井のゴールによって、浦和の勝利を疑うものは誰一人としていなかったでしょう。

鹿島のまさかの敗戦で、永井のゴールは首位浮上を約束するものだっただけに、わずか30秒間の集中力欠如は、計り知れない代償をもたらす結果となりました。

昨日は、他会場でも上位チームがそろって敗れたため、首位鹿島から10位新潟までの間には、わずか勝ち点6差しかなくなったのです。

Jリーグの覇権争いとしては興味深い現状なのでしょうが、ACL連覇という高邁な目標がある浦和とっては、正に予想外の事態と言えるでしょう。

最近3試合は2分け1敗と白星から遠ざかり、接戦を勝ちきれない日々が続いています。

バイエルン戦に続いてファインゴールを決めたMF阿部が引き続き好調を維持しているといった好材料もありますが、ポンテに続いて田中達也も再び負傷するなど、チーム事情にもすっきりした晴れ間が見えません。

次節(16日)はFC東京とのアウェー戦。

浦和は、昨夜の「痛恨の30秒」の教訓を生かした試合運びを見せてくれるでしょうか。

いずれにせよ、サポーターの厳しい目が注がれる一戦になりそうです。



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2008年8月6日水曜日

アダイウトン獲得失敗で露呈した浦和のお粗末なリスク管理

8月4日、浦和レッズは、かねてから獲得の意向を示していたブラジル人DFアダイウトン(サントス)との契約を断念しました。

サントスとの間では既に移籍の合意に達していたものの、7月29日の来日後、アダイウトンに対して2度にわたる精密検査を行った結果、彼の右膝の状態は予想以上に悪いことが判明したのだそうです。

そもそも、浦和がアダイウトンの獲得に乗り出した背景には、ACL決勝トーナメントのアルカディシア戦(9月17日)に備えてDF陣を強化しなければならないというお家事情がありました。

2003年U-20W杯でブラジル代表主将を努めた大型DFアダイウトンは、190センチの長身を生かし、浦和のDF陣の中核となり得る逸材でした。

しかし、アダイウトンは、今年2月に右ひざ靱帯を断裂して手術を受けていたのです。

さらに、この全治4カ月の重傷が癒えたのも束の間、7月には同じ箇所を再度傷めていたことも明らかになりました。

浦和は当初、サントス側の医師が書いた「すぐにでも試合ができる」との診断書を真に受けており、アダイウトンの来日後、浦和のチームドクターが、全く逆の診断結果を出したといわけです。

浦和幹部は、「判断はメディカルチェックが健全に機能したもの」と語っていますが、6日には移籍市場が閉まることから、アダイウトンに代わる新戦力の獲得には、事実上失敗したことになります。

時間的猶予がない状況下での新戦力獲得だったのですから、もっと早い段階から、アダイウトンを獲得できなかった場合の「保険」として、他の選手のリストアップを行っておくべきでした。

エンゲルス監督は、現有戦力でもACL連覇とリーグV奪還を目指すことは可能だと言っているようですが、アダイウトン獲得失敗によって、闘莉王はDFに専念する必要に迫られ、チームとしてのフレキシブルな選手起用が難しくなった格好です。

アダイウトンの獲得失敗が、今後のチーム状況に悪影響を与えなければいいのですが・・・

浦和は、今回の選手獲得劇における失態を大きな教訓として、ビッグクラブにふさわしい選手補強策を模索する必要がありますね。


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2008年8月3日日曜日

闘莉王が一矢報いただけの日韓オールスター戦の課題

2日に行われたJOMOカップで、Jリーグ選抜は、韓国Kリーグ選抜に1-3というスコアで完敗しました。

Kリーグ選抜は、車範根監督の「今回は勝負にこだわらず、いい試合をしたい」というコメントとは裏腹に、Jリーグ選抜に対し真剣勝負を挑んできました。

勝敗を分けたのは、横浜Mの山瀬のPK失敗でしょうが、全体的に見て、Jリーグ選抜側の準備不足やコンディション不良は明らかでした。

例によって日韓対決を重視する韓国Kリーグ選抜は、7月29日から3日間にわたって合宿を行い、連携プレーの確認や勝利への意思統一を徹底し、万全な準備を整えて試合当日を迎えていたのです。

対するJリーグ選抜は、各チームの親善試合や代表候補合宿の影響を受け、チーム練習は前日1日に約1時間程度実施したのみでした。

犬飼基昭日本サッカー協会会長が試合内容に対し激怒したそうですが、上記のような両チームの準備態勢の差を見れば、今回の試合結果は、ある程度予測可能なものでした。

新たな大会が創設された直後は、日本側の準備不足で無残な結果に終わることが多いようです。

たとえば、初期のアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)では、Jリーグの出場チームがACLを軽視していたので、グループ・リーグをなかなか突破できなかったものです。

日本協会やJリーグ上層部も、「勝利への執念が足りなかった」などと精神主義的な叱咤ばかりを唱えるのではなく、韓国との各種国際試合に勝ちたいのであれば、試合前の入念な準備ができるように、理にかなったスケジュール調整を行うべきではないでしょうか。

韓国との東アジアの覇を競う闘いは、今後も未来永劫続いていくのですから、日本協会やJリーグの幹部たちは、選手たちを責める前に、自らがやるべき任務について根本から見直すことが必要なようです。


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2008年8月1日金曜日

対バイエルン戦に見る浦和の若き力の台頭

昨夜は、バイエルン・ミュンヘンの底力を見せつけられましたね。

悔しいですが、欧州チャンピオンズ・リーグの常連チームのレベルの高さを認めざるを得ません。

シーズン真っ只中の浦和レッズに対し、バイエルンはブンデスリーガ開幕前だったのですから、この実力差は浦和の今後のために深刻に受けとめる必要がありそうです。

それにしても、FWポドルスキのハットトリックは見事でした。
ドイツ代表の常連とはいえ、バイエルンのFW陣は、イタリア代表FWトニとドイツ代表FWクローゼがいる激戦区。

シーズンに入ってもポドルスキの先発が保証されているわけではありません。

浦和との一戦も、ポドルスキにとっては親善試合どころか「真剣勝負」の場だったのですね。

浦和は、チーム内における自らの位置に危機感を覚えたポドルスキの貪欲さに一泡ふかされた格好です(苦笑)

浦和とっての一筋の光明は、後半起用されたMF原口(17)と高橋(18)が、持ち味を存分に発揮してくれたことですね。

特に、今春バイエルンから長期留学のオファーを受けた原口は、スルーパスや絶妙なドリブルで何度も敵陣を脅かしました。

試合後、エンゲルス監督は、今後の積極的な若手起用を示唆しています。

先制点を挙げた梅崎を含めた若き力の台頭は、現状の微妙なチーム状態の改善に大きく寄与することになるかもしれませんね。



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