2008年シーズンの浦和レッズのホーム用ユニフォームです。背中に縦にあしらわれたラインは、サポーターが応援時に掲げるマフラーをイメージしたものです。
左胸のエンブレムには、2004年シーズン2ndステージ、2006年シーズンJリーグ制覇の星に加えて、2007年シーズンのACL制覇の大きな星が加えられました。

2008年7月28日月曜日

田中達也のゴールに見る浦和復活の予兆

敵地カシマ・スタジアムで死守した勝ち点1。

対鹿島戦は、66分間の中断をもたらした記録的雷雨に見舞われるなど、波乱の展開となりました。

0-1で迎えた後半37分、右サイドからFWエジミウソンが上げたクロスに両チームの選手が殺到。
そのわずかな間隙をぬって貴重な同点ゴールを上げたのは、FW田中達也でした。

ボールの軌道が見えにくい状況の中で何とかゴールを奪取できたのは、田中が勝利へのあくなき執念を見せたからに他なりません。

勝ち越し点こそ奪えなかったものの、首位・鹿島から勝ち点差2の2位を維持したことは、今後の熾烈な首位戦線を勝ち抜く上で、大きな意味をもつことでしょう。

2005年10月の右足首関節脱きゅう骨折以来、度重なる負傷で戦線を離脱しがちだった田中自身にとっても、このゴールは貴重な転機となるかもしれませんね。

この試合の田中は、ゴールシーンのみならず、90分間を通じ、攻守にわたって驚異的な運動量でピッチ上を疾駆し、エンゲルス監督や岡田日本代表監督をうならせるほどの活躍を見せました。

田中は、28日から始まる代表候補合宿を経て浦和に戻り、さいたまシティカップ(7月31日)の対バイエルン戦に出場予定です。

田中がケガに気をつけつつも現在の好調を維持し、リーグ再開後の柏戦で、鹿島戦を凌駕する活躍を見せてくれるよう祈りましょう!


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2008年7月25日金曜日

ブンデスリーガ開幕へ向け小野、長谷部が順調な仕上がり

元浦和レッズの小野伸二と長谷部誠は、ブンデスリーガの開幕を控え、そろって順調な仕上がりぶりを見せています。

ボーフムのMF小野は、21日FCのポルトとの練習試合にフル出場した後、23日のOFIクレタ(ギリシャ)との練習試合にも後半26分から途中出場し、トップ下のポジションで巧みなボールさばきを見せ、彼らしいゲームコントロール能力を十二分に発揮しました。

ボーフムは27日にも、ホームでスペインの強豪バレンシアと練習試合を行う予定だそうです。

ケガに泣かされ続けた小野ですが、今シーズンは開幕から万全に近い状態でプレーできそうですね。

円熟期に入った小野が、ブンデスリーガで往年の輝きを取り戻す日も近いかもしれません。


一方、ヴォルフスブルクMF長谷部は、23日にオーストリアのフラッハウで行われたザルツブルク・リザーブとの練習試合に後半から出場し、右サイドバックという初めてのポジションでしっかり役割を果たしてみせました。

右サイドバックでのプレーは、試合前日の練習のみ。
つまり、ぶっつけ本番に近い起用だったようです。

にもかかわらず、長谷部は見事なポリバレント性を発揮し、マガト監督から「非常にいいプレーをした」と及第点評価を受けたのです。

昨シーズンの長谷部は、ボランチと両サイドでプレーし、中盤でのオールマイティーぶりを見せつけ、監督の信頼を勝ち取りました。

さらに今シーズンは、右サイドバックでの起用の可能性も加わることで、長谷部のヴォルフスブルク内での重要性は、ますます高まりそうですね。


現在、苦境にあえぐ浦和レッズ。

小野と長谷部のドイツでの活躍が、浦和のかつての同僚たちを大いに奮い立たせてくれればいいのですが・・・。




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2008年7月18日金曜日

そして闘莉王の不敗神話は続く

闘莉王が、またしても大きな仕事をしてくれましたね。


J1第17節の東京ヴェルディ戦において、トップ下で先発した闘莉王は、サッカー人生初となるハットトリックを達成し、浦和が首位に返り咲くための原動力として、獅子奮迅の活躍を見せました。

闘莉王は、自らゴールを決めた試合の不敗記録を、22(21勝1分け)に伸ばしたのです。

東京ヴェルディの柱谷監督をして「ワールドクラス。彼が素晴らしい」と言わしめた闘莉王のプレーの質の高さには、もはや脱帽するしかありません。

エンゲルス監督が闘莉王をトップ下で起用しようと決断したのは、代表遠征の疲労が蓄積している闘莉王に対する"親心"からだったようです。
トップ下なら体力の消耗が少ないだろうと判断したのでしょうね。

そうしたエンゲルス監督の心遣いに、自ら勝ち取った「勝利」で応えるあたりは、闘将・闘莉王の面目躍如と言えるでしょう。

昨日の試合を視察に訪れていた日本代表・岡田監督も、闘莉王の類まれな攻撃センスを再認識させられたのではないでしょうか。


次節は川崎フロンターレ戦です。

阿部、堀之内、細貝ら、浦和の守備陣がそろって出場停止となる状況では、闘莉王はDFに入らざるを得ないでしょう。
東京V戦で痛めた右ふくはらぎの状態が心配ですが・・・。

とはいえ、PKを奪った高原の復調といった明るい兆しも見えていますし、今はただ、浦和が川崎を撃破して、連勝街道を爆走してくれることを信じましょう!



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2008年7月17日木曜日

犬飼基昭新会長が語る日本サッカー界刷新の道筋

日本サッカー協会の新会長に正式就任した犬飼基昭氏が、メディアによるインタビューを通じ、日本サッカーのレベルアップのための持論を能弁に語りました。

「ディシジョンメーク(意思決定)はリスクを負うことを意味する。日本は減点主義社会。リスクを負うと減点の対象になる。何もせず現状維持が一番いいという風潮がある」

犬飼氏は、日本サッカーのレベルの停滞の主要因は、この減点主義社会に育った選手たちの意識にあると、明確に指摘しています。

たしかに日本社会には、現状を維持できる調整能力に長けた人材を重用する風潮が、伝統的に根強くありました。

そうした風潮こそが、日本サッカー界のレベル向上を阻む悪弊であると、犬飼氏は明言しています。

たとえば、中学生になりたてのU―13(13歳以下)日本代表の個々の能力は、サッカー先進国の指導者を瞠目させるほどのレベルにあるにもかかわらず、中学でコーチたちの指導を受けた途端、リスクを犯すことを恐れて当たり障りのないプレーをし始めるというのです。

シュートを打って失敗すると叱られるので、とりあえず横パスで敵に取られないことを選択する。

こうした傾向は、何も15歳以下の選手たちに特有な傾向ではなく、日本代表クラスの選手たちにも見られる傾向ですね。

まさに日本の「減点主義社会」の縮図ともいえる特徴が、日本サッカー界に蔓延しているというわけでしょう。

これらの現状を打破していくためには、各年代層の指導者たちの意識改革が早急に求められます。

川渕氏以来のトップダウン型の手法を継承すると明言する犬飼新会長が、浦和レッズのビッグクラブ化を成功させた時と同様、日本サッカー界に革命的な変化をもたらすことを、心から期待したいと思います。



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2008年7月13日日曜日

浦和レッズの鬼門となった九石ドーム

歯ぎしりしたくなるほどの悔しさ・・・。
これで2005年から1分け3敗ですから、九石ドームは浦和にとって鬼門中の鬼門となりましたね。

リーグ最多タイの27得点を挙げている浦和攻撃陣は、圧倒的に攻めながらも、最後まで大分のゴールをこじ開けることができませんでした。
今季13失点しかしていない大分の守備力の高さを考慮すれば、早い時間帯の失点は何としても避けるべきでした。

地力の点で大きく劣る大分としては、たまにカウンター攻撃を見せる以外、専守防衛に徹するしか手はなかったし、浦和の選手たちも、そのことは当然心得ていたはずです。

後半からの高原と梅崎の投入によっても、攻撃に有効な連動性は生まれず、逆にカウンターから追加点を奪われる始末。

もちろんポンテの不在は大きいでしょう。

しかし、戦力差が歴然としている対戦相手の数少ない術中に容易にはまるようでは、アジア王者の名が泣きます。

ACLでの過酷な戦いも控える今後を考えれば、狂った歯車を元に戻す作業が急務ですね。

次節は、日本復帰初ゴールを狙うFW大黒を擁する東京ヴェルディ。

闘莉王をはじめとする守備陣が敢然と立ちはだかり、いらついたフッキを退場に追い込む。
田中達也、永井、エジミウソン、闘莉王の4発で、4-0の快勝。

いくら埼スタだといっても、こんな展開は楽天的すぎるでしょうか(笑)

とにもかくにも、梅雨明け後の快晴のような、スカッとした試合展開をぜひ見せて欲しいものです。



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2008年7月10日木曜日

犬飼基昭日本サッカー協会新会長が目指す浦和流改革

定年を迎える川淵三郎日本サッカー協会会長の後任に、Jリーグの犬飼基昭常務理事が就任することが、ほぼ確実になりました。

9日に開かれた次期役員候補推薦委員会の第3回会議の席上で、次期会長候補を犬飼氏に一本化することが決定。

犬飼氏は12日の評議員会と新理事会を経て、正式に新会長に就任する運びとなりそうです。

犬飼氏は、日本リーグ時代の三菱重工でプレーし、引退後は三菱自動車の欧州法人社長などを歴任した後、2002年から浦和レッズ社長に就任しました。

その後、「Jリーグのお荷物」とまで酷評されていた浦和レッズを、アジア随一のビッグクラブにまで育てあげ、社長退任後は、2006年からJリーグ常務理事を務めていました。

次期会長候補の選考過程では、一時、小倉純二日本サッカー協会副会長の名がとりざたされたこともありました。

にもかかわらず、ここへきて一気に犬飼新会長誕生へ動きが加速したのは、やはり、浦和社長時代の卓越した組織運営能力が高く評価されたからでしょう。

犬飼氏は早速、日本サッカー協会新理事の選定作業において、彼らしい新機軸を打ち出しています。

彼は、新理事候補として、平尾誠二ラグビー元日本代表監督や女子テニスのクルム伊達公子選手を推薦しました。

他競技の出身者の理事就任が実現すれば、サッカー界の今後の発展過程に、幅広い多様な意見が反映されることになるでしょう。

閉鎖的な組織運営を打破していこうとする犬飼氏の姿勢が、日本サッカー界をいかなる方向へ導いていくのか、彼の就任後の仕事ぶりに大いに注目したいと思います。



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2008年7月6日日曜日

浦和を連敗から救った熾烈な競争原理

埼玉スタジアムが久々に歓喜のるつぼと化しましたね。

5日の対FC東京戦での連敗阻止は、不振のFW高原直泰を先発から外すという、非情に徹したエンゲルス采配がもたらしたものでした。

2002年11月以来の公式戦5連敗という惨状。
背後に忍び寄る鹿島の足音を振り払うためにも、浦和はもやは負けが許されない状況にありました。

したがって、3日の紅白戦で素晴らしい動きを見せたFW田中達也を先発に起用したエンゲルス采配は、現時点で最も実力がある選手を起用するという、当然至極な原則に基づいたものといっていいでしょう。
 
「ライバル関係もあるし、プレッシャーをかけないといけない。われわれは勝ちたいチーム。キーマンには勝ち負けの責任がある」

エンゲルス監督の言葉には、実力とプライドでもう一度這い上がって来いという、高原への熱きエールもこめられているような気がします。

それにしても、先制点をアシストした田中達也のプレーは見事でした。
MF平川のロングフィードを受けるや、左サイドを矢のように駆け抜け、FWエジミウソンへ絶妙なセンタリング。

田中達也の長所のすべてが凝縮されたような胸のすくプレーでしたね。

度重なる負傷や体調不良で不運に見舞われ続けてきた田中達也の完全復活は、暗雲が垂れこめていた浦和の現状にとって、大きな光明といっていいのではないでしょうか。

追加点を上げた永井も、これを機に先発FW陣の一角を脅かす存在になれば、浦和のチーム力はより一層底上げされます。

MFポンテの右太腿裏負傷といったアクシデントもありましたが、危機感を抱いて一体感を増した今の浦和のチーム力をもってすれば、少々の不安要素は必ず克服できるはずです。

眼下の敵・鹿島にチーム力の違いを見せつけるためには、本来の「負けない浦和」の姿を取り戻すしかありません。

次節のアウェー大分戦。
相手の戦意を喪失させるような点差での完勝を期待しましょう!


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2008年7月4日金曜日

元浦和レッズの好漢ワシントン、クラブW杯での日本凱旋ならず

オジェック前監督との確執から浦和レッズを去ったFWワシントン。

昨年のクラブW杯最終戦後、肩を震わせながらグラウンドに突っ伏した姿は、心から愛する浦和の地を離れなければならない無念さに満ちたものでした。

ワシントンの移籍先は、フラメンゴと覇を競うリオデジャネイロの名門クラブ、フルミネンセ。

今シーズンのフルミネンセは、リベルタドーレス杯で快進撃を続け、ついに決勝進出を果たしていました。

決勝の相手は、伏兵LDUキト(エクアドル)でした。
エクアドル代表11人を擁した上に、アルゼンチンなどから助っ人を補強し、近年めきめきと力をつけてきたクラブです。

フルミネンセは、LDUキトのホームで行われた第1戦で、2-4と予想外の点差で敗れました。

そして迎えた7月2日の第2戦。

フルミネンセのホームスタジアムは、8万6000人の大観衆であふれかえりました。

試合は、元J2仙台のFWチアゴ・ネーヴィスのハットトリックの活躍により、フルミネンセが3-1と勝利したものの、2戦合計5―5で延長戦に突入します。

しかし延長戦でも決着はつかず、優勝のゆくえはPK戦にもちこまれました。

PK戦に入ると、2人目のチアゴ・ネーヴィスが蹴る直前、元エクアドル代表GKが、突然主審に中断を求める老獪な駆け引きを見せます。

このGKの術策にまんまとはまったチアゴ・ネーヴィスは、無念のPK失敗。

続くワシントンらも失敗し、クラブW杯で日本に凱旋しようというワシントンの夢は、はかなくも潰えたのです。

フルミネンセの惜敗は、クラブW杯でワシントンと再会することを楽しみにしていた闘莉王らにとっても、心残りな結果となりました。

かく言う私も、ワシントンの人なつこい笑顔がもう一度見られると思い、フルミネンセの優勝を待ち望んでいただけに、今回の結果には、想像していた以上に落胆しています。


フルミネンセとの契約内容の詳細は知りませんが、オジェックという天敵もいなくなったことだし、「ワシントン浦和復帰!」みたいなうれしい事態が起きればいいのに・・・なんて、夢のまた夢でしょうか(笑)



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2008年7月3日木曜日

闘莉王のリベロ復帰で連敗に終止符を!

公式戦5連敗と不振にあえぐ浦和レッズ。

エンゲルス監督は、5日のFC東京戦(埼玉)での必勝を期して、闘莉王を3バックの中央に復帰させるつもりのようです。

闘莉王は、2日の練習で堀之内らと3バックを組み、守備の連携を確認しました。

FC東京戦でDFに入れば、3月8日の横浜M戦(開幕戦)以来のこととなります。

5連敗中の失点は16。

浦和の守備は、まさに危機的状況にあるといっていいでしょう。

加えて、復帰したばかりの三都主が、左大腿直筋腱断裂による長期離脱を強いられることになりました。

崩壊寸前の浦和の守備を立て直すには、やはり闘莉王をリベロに戻す以外に有効な手立てはなさそうです。

折しも、対FC東京戦当日は、ブラジル日本移民100周年を記念し、埼玉スタジアムのコンコースにおいて、「浦和レッズが語る日本人ブラジル移住100年の歴史」の展示がおこなわれます。

ブラジル移民の子孫である闘莉王にちなみ、「闘莉王の歴史」コーナーも設置され、闘莉王の写真パネルや祖父母の移民名簿などが展示されることになっています。

闘莉王は、ブラジル移民の苦難の歴史に思いを馳せ、きっといつも以上に闘志あふれるプレーを見せてくれることでしょう。



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