浦和レッズは、J2で14位と低迷する愛媛を相手に、延長戦までもちこまれほどの苦戦を強いられ、退場者まで出す後味の悪さを残しつつ、辛くも勝利をもぎとりました。
その戦いぶりは相も変らぬお寒い内容で、確たる戦術を明示できぬまま各選手の個人技頼みの戦い方に終始し、有機的な連動性をもった攻撃はついぞ見られませんでした。
試合後、駒場にサポーターのブーイングの嵐が吹き荒れた事態は、当然の結果といえるでしょう。
藤口社長や中村修三強化本部長らの浦和幹部は、この期におよんでも、「監督を今代えても劇的に変わることはない」と従来の見解を繰り返すばかり。
サポーターと浦和幹部との間には、危機意識の面で、明らかな温度差があるようです。
3日、犬飼日本サッカー協会会長は、浦和レッズ出身者としての愛情をこめ、現状の浦和のサポーターの怒りに理解を示しました。
「サッカーは社会的責任を負っている。日本代表も同じ。私もいつ藤口と同じになるか、分からない」
藤口社長は、組織のトップの覚悟を率直に語った犬飼氏のこの言葉を、しっかりと胸に刻みこむべきでしょう。
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